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 愛くるしいうさぎは、どんな時代でも人気です。
今回は武士がいなくなった時代の明治政府が舞台です。
当時の明治政府はようやく戊辰戦争が終わり、藩から県にかわったころ。
政権がかわって仕事がなくなっておりましたので、
もともと武士だった人たちは、家計のやりくりに苦戦していました。
そんなとき海外から輸入された珍しいうさぎたちが・・・



注意!この物語はフィクションです。
実在した文化、歴史、人物を冒涜するものではありません。


もとちょんまげ「なんでうさぎが流行なのだ、
        猫、犬だってかわいいじゃないか。」

もと商人   「この人知らないんだー 
        ぷぷぷ( *´艸`) もうかるのにー。」

もとちょんまげ「!」
もとちょんまげ「おい!そこの者、たのむ、
        教えてくれ!儲かるとはどういうことなのだ。」

もと商人   「めんどうだけど仕方ないな~( ゚Д゚)、
        武道で食べていけなくなった
        かわいそうな君に教えてあげるよ(/・ω・)/」

もとちょんまげ「ぐぬぬ、我慢だ、ガマン、これも世の習いよ
       {心の声}(うむ、すまぬな)」

もと商人   「心の声逆ですよ。
        まあ、いいでしょう。
        教えてさしあげよう
        ここに2羽のうさぎがいます。
        このうさぎたちは食卓からでるくず野菜で育ちます。
        うまくつがいになったら、
        一年で多くて80羽産みます。」

もとちょんまげ「そんなに!!それで増やしてどうするのだ、売るのか?」

もと商人   「そのまま売ってもいいですが
        毛は布団に革は日用品に肉は鍋にするのです。」

もとちょんまげ「そんなかわいそうなこと、できるかヽ(`Д´)ノ」

もと商人   「家の格だけはいっちょまえの
        お家ざむらいには無理でしたか。」

もとちょんまげ「!」
もとちょんまげ「(ノД`)・゜・。うえーん」

もと商人   「言いすぎましたね。」
もと商人   「まあ、大人になったら売ればいいんじゃないですかね。
        たとえば、私に売ってくれれば
        10円で買い取りましょう。」

天の声    「当時の10円は、教師の初任給と同等の値段でした。」

もとちょんまげ「なんと!我が君と呼んでいいか?」

もと商人   「いやです( ゚Д゚)」
もと商人   「さあこのうさぎを持って帰りなさい。」

もとちょんまげ「ありがたき幸せ!」


天の声    「この頃、うさぎブームによってとんでもない
        値段がついたうさぎが現れました。
        なんとその値段600円!
        そんなもんですから明治政府はうさぎに税をかけました。
        一羽で月1円、届け出を出さない場合は月2円。
        税が高すぎて、そのうちブームは去っていきました。」

ピローグ
 もと商人はこのことを知っており、もとちょんまげにうさぎを押し付けたのでした。
しかし、もとちょんまげはこの後うさぎを商人に無理やり返して、勉学に励み教師になったそうな。


わり

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